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家屋増築中の強盗被害、工事業者に70万円賠償命令(2004.02.09)

家屋の増築中に強盗被害にあったのは侵入経路となりかねない開口部を工事業者がふさがなかったためだとして東京都内の女性(52)が都内の施工業者に3,000万円の損害賠償を求めていた裁判の判決が6日、東京地裁であった。藤下健裁判長は「業者は施主の生命・財産の安全を確保する措置を怠った」と述べ、奪われた真珠のネックレスなどに相当する計70万円を弁償するように命じた。
判決によると女性は99年、中野区の3階建ての自宅に4階部分を増築する契約を業者と結んだ。しかし、業者が3階と4階をつなぐ開口部をふさがなかったため工事中の深夜、男が4階から侵入し、3階に寝ていた女性の首を絞めて貴金属を奪った。女性は3階の窓から飛び降りて逃げ、腰などにけがを負った。
判決は「工事中は足場が組まれて侵入しやすいから目を付けられる。業者は防犯措置を講じるべきだった」と指摘している。


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