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1月~11月間の窃盗総数は前年同期より約6%減少、しかし忍び込み、自動車盗、万引きなどは増加 |
今年1月~11月間の窃盗の認知総数は2,049,030件で、前年同期(2,178,514件)と比べ129,484件の減少(5.9%減)だった。このうち、侵入盗は303,547件、乗り物盗は640,194件、非侵入盗は1,105,289件で、前年同期と比べると、それぞれ4,410件(1.4%減)、76,964件(10.7%減)、48,110件(4.2%)の減少だった。11月単月度の窃盗の認知総数は179,854件で前月(199,923件)より減少した。 |
認知件数が前年同期より増加しているのは、侵入盗では、忍び込み(1,834件増)、学校荒(214件増)、出店荒(6件増)、更衣室荒し(169件増)、倉庫荒し(18件増)だった。乗り物盗はオートバイ盗、自転車盗は大きく減少したが、自動車盗は2,280件の増加だった。非侵入盗では万引きが3,974件増加したのが目立ち、職権盗、追出し盗、訪問盗、宝物盗、色情盗、資材置き場荒し、CD盗、途中狙い、すり、仮睡者狙い、店舗荒し、雇人盗は微増だった。車上狙いは約5%強減少した。 |
1月~11月間の窃盗総数の検挙率は19.7%で、前年同期より2.2ポイント向上している。検挙率は、侵入盗が34.3%、乗り物盗が8.1%、非侵入盗が22.4%となっている。主な手口別の検挙率では、空き巣狙い31.9%、忍び込み37.1%、居空き27.4%、金庫破り36.1%、学校荒し22.7%、事務所荒し38.8%、出店荒し36.6%、工場荒し26.1%、自動車盗19.1%、オートバイ盗7.9%、自転車盗6.7%、車上狙い15.0%、ひったくり33.5%、すり17.5%、電話機荒し11.3%、自動販売機荒し19.0%、店舗荒し15.9%、万引き74.0%、置引き9.3%だった、 |
少年の検挙人員数が多いのは万引きで、35,118人であり、少年による非侵入盗の検挙人員44,767人のうちの8割弱(78.4%)を占めた。 |
※今年1月~11月間の窃盗の手口別認知・検挙件数・検挙率・検挙人員はこちら。 |
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