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サクランボ泥棒を防ぐには…

そろそろサクランボがおいしい季節。デパートで売っているのはなんでこんなに高いの?と思う値段。。。友人が山梨でサクランボ園をやっていて、学生の時に収穫の手伝いにいったが、そのときにサクランボの王様「佐藤錦」を収穫しかがらばくばくとおなかいっぱい食べた。それなのに、一度パックに入れるとそれはデパートや高級くだもの店ではうん千円の手が届かない世界。流通経路で、値段が跳ね上がるのか・・・。そういえば、昨年も山梨や山形でサクランボの盗難が相次いだ。サクランボだけでなく、西瓜やらお米やら、農産物が盗まれる被害が続けた。今年も農産物被害が続発か…。これも、値段が上がる一要因なんだろうな、とふと思った。
考えてみれば、昔ながらの日本の風習や、習慣が色強く残っているのは農家ではないだろうか?だから、畑やたんぼには”鍵”がかかっていなかったのが日本の常識。それでは、お好きなようにお持ちくださいというようなもの。日本人の危機意識というか、人の良さの表れではないのだろうか?道端でうっている無人野菜販売もそのいい例ではないのだろうか?
その危機意識を変えなければいけないのが、近年大々的に発生した農作物の盗難被害。
サクランボの代表「佐藤錦」の収穫期を来月に控えて、山形県内の生産者は盗難に警戒感を強めているという。昨年は東根、天童両市の国道13号沿いを中心に収穫直前の佐藤錦の大量盗難が相次ぎ、被害は計1.3トンにものぼったといわれた。
農家の代表的な防犯対策は、現在畑での寝ずの番と侵入検知センサー。寝ずの番は、これが大変な重労働。なにしろ、朝早くから夜まで収穫作業を続け、そのうえに深夜に見回りでは体が持つかどうかと不安になってしまう。それを助けているのが、侵入検知センサー。畑の周囲に張り巡らせた警戒線に触れるとセンサーが感知し、携帯電話に情報が送られてくる仕組みのものが注目されている。ただ、これは、動物などにも反応してしまうために、いまいち・・・・・
とにかく泥棒は相手はちょっとしたすきを突いてくる。油断大敵とはよく言ったもので、防犯対策に望まれることは「完璧な万全な対策」であること。完璧な防犯対策に必要なことは、
(1)普段からの心構え、
(2)機器の設置に抜けがないこと、
(3)機器に頼りすぎないこと。
被害を抑えて、美味しくてお手頃価格のサクランボを店頭に飾って欲しい…。おなかいっぱい佐藤錦を食べたいと思いませんか?消費者のためにも機器メーカーにもがんばっていただきたい。
(by 豊川 奈帆)
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