1. |
タグは装着を決めた商品の同じ位置に必ず付ける。ダブル装着は厳禁。誤報のもとになる。 |
2. |
タグの装着を決めた商品へのタグの装着忘れは絶対禁物。レジ係りが迷う。 |
3. |
精算時には必ずタグを取り外す(タイプによってはタグの機能を消去する)。お客の家まで取り外しに行くことになる。インク式タグでは、もっと大きなトラブルのもとにもなる。 |
4. |
商品を精算しないで店外に出ようとした時、商品に装着されているタグを万引き防止装置がそれを検知してアラームを鳴らした場合、必ず声を掛けて、店中に戻って商品を全て出してもらい、タグの付いた商品を持っているかどうかチェックする。 |
5. |
不審客に声を掛ける人は、あらかじめ決めて、必要な防犯教育(犯罪の種類、犯罪の手口、必要な法律知識、万引き防止装置のアラームが鳴ったときの声掛けのやり方など)を繰り返しトレーニングする。 |
6. |
声を掛けるとき、言葉遣いは丁寧に、相手が怒らないように神経を払う。 |
7. |
店員は、武道の心得があってもなくても、不審者を必要以上に追いかけない。 |
8. |
不審者を事務所(保安室)に呼び込んだとき、刑法第220条(逮捕及び監禁)を念頭において対応して、逆に逮捕あるいは監禁の罪で訴えられないように気をつける。部屋あるいは一定の場所から抜け出すことが困難だと相手が思った場合、監禁されたと訴える容疑者もいるので注意。 |
9. |
同じく、刑法第222条(脅迫)、第223条(強要)の罪で逆に訴えられないように気をつける。親族の名誉を傷つける言葉で威嚇しても訴えられることがある。 |
10. |
家電製品などに装着されている自鳴式タグは、ケーブルが切られることがあるが、これを見つけた場合は、器物損壊罪の疑いで警察に通報する。 |
11. |
万引き犯を警察に届出するしないは店舗独自の考えに基づくが、甘い対応が再犯を招く。誓約書の住所、どころか氏名さえ嘘を記載することがあるので注意。 |