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サンが書類の不正持ち出しを防ぐRFID対応のシステムを発表

サン・マイクロシステムズは、日本信号が提供する無線ICタグ対応のオフィス・キャビネット「IS-Cabinet」と、サンのシンクライアント端末「Sun RayUltra-ThinClient」、およびサーバ、無線ICタグ・システム専用ミドルウェアの「Sun JavaSystem RFID Software」を組み合わせたオフィス・キャビネット・システム「SunRay データセキュリティオフィス」をこのほど販売開始した。価格は、最小構成で120万円から。
Sun Ray データセキュリティオフィスは、書類ファイルやノートPCなどの盗難・紛失による重要情報の漏洩を防ぐことを目的とした物理的な書類やメディアの持ち出しを管理するシステム。無線ICタグを用いることで、書類ファイルの所在検索や貸出/返却管理、ファイル利用ユーザーの認証、ファイルの常時監視を行えることが特長である。
これにより、顧客情報、契約書類、技術設計書など機密性の高い書類や、重要情報が保存されたノートPC、CD/DVDなどの物理的な媒体の持ち出しを管理し、重要情報の漏洩防止策を強化することができるとしている。
具体的には、Sun Ray端末に社員証IDカードを挿入し、パスワードを入力して個人認証を行う。端末のWebブラウザにアクセス権のあるファイル一覧が表示されるので、そこから探したいファイルを検索し、キャビネットを特定する。キャビネットからファイルを取り出すと、取り出したことがログとして記録され、ファイルのステイタスが「貸出中」と変わる仕組みになっている。
また、個人認証を行わずにファイルを取り出したときや、アクセス権のないファイルを取り出したときには、警告音が鳴るようになっている。
Sun Ray データセキュリティオフィスの仕組みは次の図のとおり。


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