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ユニアデックスが大規模画像管理ソリューション販売開始
~アクシードソリューションズ及び韓国IDISと業務提携~

ユニアデックス(東京都江東区)は、このほどアクシードソリューションズ(東京都中央区)およびIDIS社(韓国)と大規模画像管理ソリューションビジネスで業務提携し、大規模画像管理ソリューションの販売を開始た。今回の提携によってユニアデックスは、アクシードソリューションズと共同で、IDISが開発した画像高圧縮技術を実装した大規模画像管理サーバーソフトウエアの日本語対応の共同開発を行い国内の独占販売権を取得した。
監視カメラによる監視は防衛、盗難犯罪、障害犯罪、災害など日常のあらゆる分野で行われており、そこで撮影された画像データは膨大な量にのぼり非常な勢いで増加している。ブロードバンドが普及した今日においても、これら監視画像データは依然として現場での保存が中心であり、現場での事故による画像データの滅失や、画像解析が必要な事態が起こった場合においてもデータ入手から解析に長時間を要するなど、早期の原因追求やその対策の面で多くの課題を抱えている。
ユニアデックスでは、今回の大規模画像管理サーバーソフトウエアを中核に、広域/大量に配置されている監視カメラシステムの撮影画像をネットワークを介して遠隔監視すると同時に、収集/保存/検索を集中的に管理可能にする大規模画像管理ソリューションを提供する。具体的にはユニアデックスが得意としているネットワーク構築技術、サーバーストレージ構築技術と組み合わせ、最大32,768台までの監視カメラの画像管理を可能とする大規模画像管理システムのインテグレーションを実施する。
本ソリューションの標準システム構成は、現場に設置される監視カメラ、画像高圧縮デジタルビデオレコーダー(DVR)、ルーターとIPネットワークを介してセンター側に構成される大規模画像管理サーバーソフトウエアを搭載したセンター監視システム(サーバー、ストレージなどで構成)で構成でされている。
本ソリューションの中核となる大規模画像管理サーバーソフトウエアの特長は、以下のとおり。
(1)画像高圧縮技術:画像のデジタル化に最も圧縮率が高いML-JPEG技術により、高画
質画像の低帯域での送信および保存容量の縮小を実現。
(2)高可用リアルタイム送信:回線速度に応じてデータ量を最適制御するX-FRAME技術により、リアルタイムでセンターに送信と同時にローカルのDVRに記録。また回線障害時においては、その復旧後のDVRからセンターへの自動高可用送信を実現。
(3)高速検索/高画質再生:サーバー保存の画像データの独自インデックスデータベースに格納し、高速検索を実現。またML-JPEGの高画質再生により、人物特定など画像解析の効率向上を実現。
(4)セキュリティ:ユーザー管理、アクセスログ記録、画像改ざん防止など高セキュリティ機能を実装。またML-JPEGは独自技術で、再生には専用ソフトウエアが必要で不特定外部からの閲覧は不可能。
(5)リモート監視:複数拠点の異なるカメラ画像をPC監視画面に最大64分割表示可能。
なお、大規模画像管理サーバーソフトウエアの販売価格は、カメラ総数2,048台までの場合、ネットワーク常時監視対応版で800万円から、集中画像管理対応版で300万円から。


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