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DNA検索で初めて容疑者特定、大阪府警・旭署

大阪府警・旭署捜査本部は30日、今年5月に大阪市旭区の主婦田中清子さん(当時45)が自宅マンション玄関先で刺殺された事件で、殺人容疑で住所不定、無職の男(64)の逮捕状を取り指名手配した。男は事件直後から5月末頃まで京都市や京都府南部で空き巣を重ね京都府警も窃盗容疑で指名手配している。
調べでは、マンション前の路上に残された血痕と5月22日に京都府城陽市で起きた男の犯行とみられる窃盗未遂事件の現場にあった血痕のDNA型が警察庁のデータベース照会で一致した。
マンションの廊下や玄関などにあった足跡と、京都府内の連続窃盗事件の現場足跡がほぼ一致した。マンション近くの監視カメラに写っていた不審な男と、窃盗の現場で目撃された男の姿も酷似していたことから捜査本部は殺人事件の容疑者と断定した。城陽市周辺では同一犯とみられる空き巣が頻発し、現場に男の指紋が残っていた。


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