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 検察審査会が警備員の万引き女子中学生へのわいせつ事件で不起訴不当と議決 神奈川県の横浜検察審査会は1日までに、女子中学生への強制わいせつ容疑で逮捕され、横浜地検が嫌疑不十分で不起訴とした男性(67)について「検察官の捜査は通り一遍で不十分」として不起訴不当を議決した。 議決などによると、横浜市内のスーパー警備員だった男性は03年10月9日夜、同店駐車場の車内で、店で万引きした女子中学生＝当時(13)＝に「警察に行くのとどっちがいい」と言い、胸などを触ったとして同年11月に逮捕された。 しかし、横浜地検は、目撃証言や物証がなく被害者の供述も変遷したとして不起訴とした。同審査会は供述の変遷は不自然ではないとして「検察官は男性に対し、被害者の供述との相違点など重要な部分を全く質問していない」と指摘した。