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2004年に県内で認知された刑法犯の件数は前年より8.3%(約1500件)減って約1700件だったが、振り込め詐欺(おれおれ詐欺)の急増が原因で、知能犯罪が前年比46.9%(354件)と大幅に増加し、1190件だった。県警は「件数は全体的に減っているが、一つ一つの事件は凶悪化している」と分析。県警によると県内の刑法犯認知件数は、2年連続で前年を下回った。検挙件数は六620件減って約5200件。検挙率は前年と比べて0.7ポイントとわずかに低下し30.2%となったが、全国平均を4.1ポイント上回っている。刑法犯の主な状況では、知能犯罪が前年と比べて激増して、過去10年間で最多の認知件数となった。特に詐欺は前年比269件の増で、966件。通貨偽造は同比13件増えて18件。殺人、強盗など重要犯罪は156件で前年比33.3%の減。恐喝、暴行など粗暴犯罪は670件で前年を19.1%下回った。ただ、重要犯罪のうち、殺人だけをみると14件と前年比6件増加。、侵入強盗は前年比88.8%と大幅に増えた。 |
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