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長崎県大村市タクシー協会(大塚禎男会長、五社)が協会加盟社の乗用車で、小学校の下校時間帯に同市内を巡回する「大村っ子の安全を守る巡視パトロール」を開始。県警生活安全部によると、タクシー会社が営業車以外で独自の巡回活動をするのは県内で初めてとのこと。 同協会は1999年から、営業車に「110番通報協力車」のステッカーを張り、業務中に児童の危険に気付いた場合などの通報で警察に協力してきたが、昨年11月、奈良市で女児誘拐殺害事件が発生。大村市でも未成年者に対する声かけやつきまとい事案が起きていることなどから、監視をさらに強化しようと、ボランティアでの取り組みを決めた。巡回の費用は会社が負担する。同協会加盟の5社が全15小学校区を3校区ずつ担当し、「巡視パトロール」の黄色いステッカーを張った1社1台ずつの車が平日の午後3時から5時まで巡回し、不審者を発見した場合、子どもたちの保護や警察、学校への通報に協力する仕組み。 |
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