株式会社ニコン(社長:嶋村輝郎)の子会社、株式会社栃木ニコン(社長:岩崎純/本社:栃木県大田原市)は、基準倍率を最適化し歪曲収差を最小限に抑えるなど画像処理に最適な高性能産業用レンズ「NikonRayfact80mmF4」を開発。2005年2月4日より販売を開始する。 |
新製品の名前は「NikonRayfact(レイファクト)80mmF4」で価格〈税別〉 オープン価格で販売予定数 初年度 500本を目指す。 |
プリント基板や部品の微細化に伴い、外観検査において求められる精度もより厳しくなり、各種欠陥の検出には画像処理技術を利用した検査方法が主流になってきているなか、CCDカメラ(ラインセンサ)の高解像度化も進み、装着されるレンズに対してもさらなる高性能化への要求が高まっておる。「NikonRayfact80mmF4」は、市場ニーズに対応するため、高解像度CCDカメラに最適化することを目的に、開発・設計された産業用レンズ。フォーカス調整、絞り調整にロックねじを設けることで、信頼性を確保するとともに、ニコンFマウントの採用により、高い汎用性を実現。 |
主な特長としては1.歪曲収差を低減:基準倍率を最適化すると共に、徹底した歪曲収差の低減を実現。優れた光学性能により、画像処理用レンズに最適。2.均一高解像:画面周辺部まで均一した高解像を実現し、画像処理検査を強力にサポート。3.ニコンFマウント対応汎用性の高いニコンFマウントを採用し、さまざまなCCDカメラに対応。4.RoHS指令*対応:環境に配慮した材料で設計された、地球に優しいレンズ。 |