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初詣での社寺で旧1万円偽札200枚以上見つかる

初もうで客でにぎわう全国の神社などで見つかっている偽の旧1万円札は、3日までに9都府県で計200枚以上になっている。大半が同一番号で、カラーコピー機で作られたとみられるものが多く警察は偽造通貨行使の疑いで調べている。 最も数多く見つかったのは宮城県で、100枚以上が見つかった。
宮城県岩沼市の竹駒神社で約60枚、仙台市の大崎八幡宮で46枚、塩釜市の塩釜神社で数枚、いずれも露店の売上金から見つかった。竹駒神社では31日から1日午後にかけて1万円札を出して数百円の品物を買った複数の男を店員が覚えている。
岩手県平泉町の中尊寺の札所などで見つかった11枚は、宮城県の神社などで使われたのと同じ番号だった。
東京都渋谷区の明治神宮でも元日朝までに13枚が見つかっている。手触りが本物と異なり、同じ番号の札が数枚ずつ2種類あった。台東区の浅草寺でも露店で1枚が使われた。
神奈川県内では12月25日から今月3日までに横浜、川崎など4市町のコンビニエンスストアなどから10数枚が県警に届け出られた。有料道路やタクシーの支払いでも使われた。
埼玉県川越市でも3日、市内のゲームセンターでも両替機の中から番号が同じ3枚が見つかっている。
京都市内の伏見稲荷大社など3社寺で計16枚、大阪市の住吉大社で20枚、神戸市の生田神社などで20枚が見つかっている。鹿児島でも照国神社(鹿児島市)など3つの神社の露店から10数枚の偽札が見つかっている。
いずれも透かしがなく、カラーコピー機を使ったとみられる。暗くてお札の確認がしにくい時間帯を狙って使用されているのが特徴である。


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