Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

NTTドコモが犯罪悪用防止でへプリペイド式携帯の約款変更
NTTドコモでは、プリペイド式携帯が「090金融」や「オレオレ詐欺」などの犯罪に使われ社会問題になっていることから、契約時の確認強化などで悪用防止を図るために9月1日から、プリペイド式携帯電話サービス「ぷりコール」の新規契約の約款を変更する。「090金融」では、法定利息以上の違法な高金利を取るヤミ金融業者の連絡先にプリペイド携帯が使うケースが目立つ。「オレオレ詐欺」は、家族や知人を装って高齢者などに電話をかけ、交通事故の示談金や入院費用などの名目で現金をだまし取る。
現行では、新規契約の際に携帯電話の購入者の住所・氏名を登録し、そのまま契約者としていた。約款変更後は、新たに「契約者名義」の項目を加え、携帯電話の名義人をはっきりさせる。契約後にも、改めて登録内容を確認して念を入れる。契約者名義を定めることで、携帯電話が盗難や紛失した場合などには、契約者からの申し出で使用を止めることができるようになる。
プリペイド式携帯は、(1)期間限定で使える、(2)基本料金が不要、(3)通話料前払いのため使い過ぎない、(4)購入が容易などの特長がある。携帯電話会社側にとっても、前払い制のため通話料の未払いがない利点がある。しかし、架空名義で購入できたり、転売が繰り返されて実際の所有者が分からなくなるなどの問題があり、匿名性の高さから犯罪に利用されるケースがあった。このため各社では、00年7月から、新規契約時に運転免許証やパスポート、健康保険証、外国人登録証明書などで購入者本人を確認する防止策を取っていた。


footer