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福島・郡山市でヤクルトレディーの「見守る隊」が発足

多発する空き巣や架空請求などの被害を防ぐことを目的に、福島県警・三春署と郡山ヤクルト販売(郡山市)が13日に「健康と安全を見守る隊」を発足させる。地域に密着したヤクルトレディーに着目し、「本業」の健康維持に加え、犯罪の摘発と防犯を広く呼び掛ける。ヤクルトレディーと警察が防犯タッグを組むのは東北では初めて。
「見守る隊」は三春署管内の三春、船引、常葉3町で配達などに従事しているヤクルトレディー28人で構成される。勤務がほとんど昼間で、空き巣などが頻発する時間帯と重なることから同署が連携を持ち掛けた。
郡山ヤクルト販売によると、ヤクルトレディーらが定期的に訪問する個人宅や企業などは3町で約5,000件。隊員らは勤務中に事件・事故の発生や不審者を見かけた際の通報、三春署から依頼を受けた防犯情報の周知などを行う。
13日に発足式を開き、ヤクルトレディーらが商品運搬のために持ち歩くバッグに張る隊のステッカーが渡される。同署は、「管内は高齢者の1人暮らしが多く、空き巣や架空請求などの詐欺の被害に遭いやすい。警察だけでは対応できない部分を補ってほしい」と期待している。
また、郡山ヤクルト販売では「地域に根ざしたヤクルトレディーがお役に立てばうれしい。日ごろでお世話になっている分、防犯活動で地域に恩返ししたい」という。


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