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青森県警本部は今月から、交番・駐在所に勤務する地域警察官の昼間パトロールは徒歩や自転車で行うように通達した。自分の足を使って周囲を見回ることで、街頭に潜む問題点を見逃さず、住民とのコミュニケーションを深めることが目的で、緊急時などを除き、原則としてパトカーは使わない。県警地域課は「パトロールの原点に戻ることを目指す」と話している。 |
交番・駐在所の活動をテーマにした県の「県政モニターアンケート」結果では、83%が警察の巡回連絡は「良いこと」とし、警察官が積極的に街頭に出ることを期待している。しかし47%が「パトロールを見たことがない」と答えている。 |
青森、八戸、弘前主要交番の1~8月の記録によると、月平均で、徒歩でのパトロールは1人当たり約3時間、パトロール全体に占める徒歩の割合は12%。既に警察庁も全国警察に実行を求めている。 |
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