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 強盗事件の模擬訓練行う、熊本市の銀行 熊本市手取本町の住友信託銀行熊本支店で19日、閉店間際の午後3時頃に犯人役の熊本北署員2人が凶器を持って押し入り、来店中の女性客を人質に取り現金1,000万円を奪い逃走する設定で模擬強盗訓練が行われた。 行員には事前に訓練の内容が知らされていたが、わずか1～2分の「犯行劇」で、中には男の特徴をよく覚えていない行員もいた。 同店は1947年の開店以来1度も強盗被害はないが、「今回の訓練で、至らなかった部分をすぐに改善し、万一に備えたい」(橋本昌弘・同支店次長)と話していた。