Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

群馬県の犯罪増加率が全国最悪に、1~9月

今年1~9月に群馬県内で発生した刑法犯認知件数の増加率が全国ワースト1位を記録したことが7日に開かれた県議会特別委員会で明らかになった。
国内全体で6.5%減少しているのに対し、群馬県は9.1%の増加。車上荒らしや自転車盗の増加が主な原因で、群馬県警生活安全企画課などは県民に防犯対策を呼びかけるなどして発生を抑えたいとしている。
同課によると、9月末までに全国で発生した刑法犯認知件数は192万8,924件で、前年同期比13万4,254件の減少。一方、群馬県内では3万3,055件発生、前年比2,768件の増加となった。減っていないのは埼玉(7.2%増)、高知(6.2%増)など6府県のみだった。
群馬県内の件数を犯罪別にみると、車上荒らし(5,814件)と自転車盗(4,494件)が多く、合わせて全体の約31%を占める。検挙件数は8,367件で、前年比で34.6%も増加。検挙が発生に追いつかない実態が改めて浮き彫りになっている。
車上荒らしや自転車盗は、(1)車内に財布や貴金属類を置かない、(2)自転車の鍵を複数取り付けるなどの防犯対策で防げることが多い。同課は、「上半期と比べ8、9月の発生は徐々に減少している。今後さらに防犯対策を強化し、犯罪を予防していきたい」としている。


footer