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警察庁と防衛庁が治安出動で共同対処指針を作成

警察庁と防衛庁は9日、治安出動の際の自衛隊と警察との役割分担などを定めた共同対処指針を作成したと発表した。
00年に46年ぶりに改定した「治安維持に関する協定」に基づき、共同調整所を設置することなどを具体的に盛り込んだ。
すでに30道府県で治安出動に関する共同図上訓練を実施しており、訓練で浮かび上がった問題点を踏まえ改善した。たとえば、現在は双方が違った地図を使っていることから、共有化することにした。
指針では治安出動命令が出る可能性がある段階から連携することとし、攻撃が警察では対応しきれないと予想される段階で最初の連絡会議を開くと規定している。
治安出動命令が出た場合に、検問や重要施設の警備、武装工作員の鎮圧、住民の安全確保などで具体的に分担する役割を決めた。


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