ユニ電子工業(小原史郎社長、本社:大阪市住之江区南港東)は9月2日、大阪市中央区の南本町の大阪府商工会館で、警備会社向けの機能を搭載した新型デジタルレコーダー(DVR)の発表内覧会を開催、午前10時から午後4時30分までの間、3回にわけて機器の説明とデモンストレーションを行った。新型DVRは、世界的に知られる韓国の大手デジタルレコーダー・メーカーのソンジン社とタイアップして開発したもの。東京では8月25日に行われた。 |
この日、大阪市内だけでなく和歌山市などからの参加、また警備会社だけでなく、施行業者などもニュースを聞き込んで参加した。一連の説明、デモの後、個別に質疑応答もあり、終わったのは30分もオーバーして5時だった。 |
機器の説明では、まずプロジェクターでスクリーンに映し出した映像をもとに、詳しく分かりやすく説明、同社本社や東京営業所、また沖縄の販売会社に設置した同機を使って遠隔監視の実際の様子などをライブ映像でみせるとともに、旋回式カメラやパトライトなどを遠隔で操作し、警備業務をサポートする監視カメラシステムを説明した。 |
新型デジタルレコーー(カメラ最大8~16台接続)の主な機能は、 ①遠隔リレー接点制御(遠隔での電気錠・威嚇ライトなどの無電圧接点入力機器制御)、 ②外部センサー入力による通報機能(Eメール通報も可能)、 ③遠隔カメラ制御(制御用コントローラ不要)、 ④カメラ映像線切断検知機能、 ⑤遠隔監視ソフト標準付属、 ⑥カレンダー検索機能、 ⑦停電時自動復帰機能、 ⑧その他各種警報通報機能を搭載している。 |
同社は席上、新型DVRを警備会社向けに発売するにあたり ①HDD(ハードディスク)も含め3年間無償での修理交換保証、 ②遠隔接続立上げサポート、 ③警備会社が客先に対して行う機器のデモに同行してサポート、 ④電話・メールでの技術指導サポート、 ⑤システム提案書作成サポート、 ⑥その他出張技術サポートなどを行う(サポートに伴う交通費は別途必要) |
ことなどを発表、関心を集めた。 |