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警察庁は15日、警察官の不在が常態化している「空き交番」を3年後に解消するため、全国の交番を約190ヶ所減らし、交番勤務員を約3,800人増員することを盛り込んだ空き交番解消計画を公表した。 |
警察庁によると、交番勤務は常時2人以上が3交代(警視庁は4交代)で勤務するのが原則で、このため勤務員が5人以下(同7人以下)だと空き交番になる可能性が高く、今年4月現在で全国6,509ヶ所の交番のうち2,458ヶ所(全体の37.8%)を占めている。 |
このうち交番相談員を配置するなどの補完措置もとっておらず、警察として空き交番と認めているのが1,925ヶ所(同29.6%)ある。 |
計画では、07年4月までに統廃合や駐在所に変更することで、交番を190ヶ所減の6,320ヶ所とする。一方、01年度から進めている地方警察官増員計画分のうち、3,800人を交番勤務員に充てる。 |
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