Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

上半期の刑法犯9,000件減り検挙率は向上、兵庫県警

今年1月~6月の上半期に兵庫県内で認知された刑法犯の件数が前年同期に比べ約9,000件(11.6%)も減り、計約6万8,700件となったことが13日、兵庫県警のまとめでわかった。
検挙率も22.9%と7.1ポイント向上し、県警刑事企画課では検挙と防犯活動がかみあって抑止につながったとしている。検挙件数は約3,400件(27.8%)増え、計約1万5,700件。なかでも窃盗犯全体の検挙が2,600件増えた。
認知件数では、車上ねらいが24.2%減の約8,400件、ひったくりが42.2%減の約1,200件と大幅に減った。空き巣や事務所荒らし、すりなどの重要窃盗犯の認知件数も約2,600件(19.9%)減の約10,600件で、連続犯行に及ぶ窃盗常習者らの逮捕が被害を抑えた格好である。
凶悪犯についても殺人が25件で34.2%減。強盗が151件で33.2%減と、軒並み減っている。
一方、知能犯のうち「おれおれ詐欺」や紙幣・有価証券偽造などの被害は増加した。特に、おれおれ詐欺の被害は昨年は83件だったが、今年は上半期だけで計195件に激増した。現金が奪われたのは70件で、被害総額は総額約1億3,500万円にのぼっている。このうち警察官を名乗って電話をかけるケースが急増し、全体の47.7%を占めた。
兵庫県警では、家族が交通事故を起こしたとして示談金名目などで現金を振り込ませる手口で警察官が示談の仲介をすることはないので慌てず相手を十分確認してほしいと注意を呼びかけている。


footer