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奈良県警少年課と奈良産業大学法学部法学科のキャリアゼミ(道谷卓助教授、学生15人)は24日、少年非行や各種犯罪の被害防止をめぐって同県警少年サポートセンターが行う街頭補導や有害環境浄化、学校や地域社会への広報啓発などの活動をゼミ学生が支援する少年警察ボランティア活動に関する申し合わせを行った。 |
少年非行の防止に警察と大学生が連携して取り組むのは初めての試み。さまざまな問題を心の中に抱え、非行に走る少年少女に同世代の視線で手を差し伸べる役割りが期待されている。 |
キャリアゼミはことし4月に新設されたゼミで、全員が警察官志望の学生。刑事訴訟法などの法学研究や警察組織を研究している。5月下旬に少年課の白樫孝雄少年事件捜査指導官を招いた講演で、阪神・淡路大震災での警察の援助活動や海外での文民警察活動などさまざまな話しを聞いた学生側から少年警察ボランティアの参加を申し入れた。 |
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