積水ハウスは21日、今年4月に国土交通省、警察庁や建材業界団体からなる「官民合同会議」から侵入に5分以上を要するといった「防犯性能の高い建物部品目録」が発表されるなどの社会の動きなどを踏まえ防犯基本性能の更なる強化を目的として、全ての戸建住宅で「遮熱断熱・防犯合わせ複層ガラス」を標準採用することにしたと発表した。そして、今後も「コンサルティング防犯」を推進するとともに、防犯研究および防犯意識の啓発活動を継続することで、より高い安全と安心を提供していくという。 |
発表の概要は次のとおり。 |
1.「遮熱断熱・防犯合わせ複層ガラス」を全ての戸建住宅に標準採用 |
(1)高い防犯性能:「遮熱断熱・防犯合わせ複層ガラス+2ロック」(同社標準仕様)の窓は一般の「1枚(単板)ガラス+1ロック」の窓に比べ、こじやぶり時間は約30倍。 (2)同社の住宅の基本性能である高い断熱性を犠牲にせずに防犯性能の向上を実現 (3)「侵入盗対策」で重要な「1階全窓」だけでなく、「2階バルコニー窓」も標準化 (4)これらのグレードアップを住宅価格据置で実現。お客には転嫁せずコストダウン努力で吸収 |
2.高い防犯基本性能を活かす、敷地条件などから総合的に提案する「コンサルティング防犯」の推進 |
3.先進の防犯「タウンセキュリティ」の展開 |
4.防犯意識の向上、啓発に全社を挙げて注力 |