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白河検問所復活/福島

白河検問所は1975年、国道4号沿いに開設され、24時間態勢で県境の警備を担っていた。東北自動車道の開通で幹線道路としての比重が相対的に低下したことに加え、事件事故の処理に追われ人員確保が難しくなったことなどから、84年に活動休止状態に。建物も空き家のままとなっている。福島県警は、27日に復活させる。県境を越えて入り込む犯罪者が急増。昨年はゴルフ場ロッカーの暗証番号を超小型カメラで割り出し現金などを盗んだハイテク窃盗(西郷村、矢吹町)をはじめ、ゴルフ場への産業廃棄物不法投棄(白河市)、エステ店強盗(同)など、容疑者全員が関東以南の出身者という事件が相次いで、刑法犯発生が2318件と、人口1000人当たりの犯罪発生率が県内ワーストという犯罪増加が起こっている。車で逃走する際、インターまで逃げ場がない東北道を避け、脇道がある国道4号や周辺の県道を使うケースも増えている。
検問所は約200万円かけ改装。24時間常駐体制ではなく白河署員や県警本部の特別機動パトロール隊員らが可能な限り滞在することにしている。


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