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26日名古屋の繁華街・栄の商店街(中区栄三のプリンセス大通商店街)にも、初めて街頭防犯カメラが導入された。約400メートルの区間に、居酒屋や飲食店が数多くひしめくプリンセス大通商店街の通り沿いの街路灯に取り付けたカメラ計8台は24時間稼働で、デジタルレコーダーに1週間分を録画。設置費用は650万円で、商店街加盟の48店が平等に負担した。街路灯には「防犯カメラ作動中」と書いたシールを張る。 |
長崎の幼児連れ去り殺人事件で防犯カメラの映像が犯人逮捕につながったことが、導入を検討するきっかけになった。プライバシーを考慮し、理事会で管理運用規定を策定。映像は常時監視するのでなく、記録するだけで、保管期間は1週間。レコーダーは商店街が鍵のかかる場所で管理し、警察や消防の協力要請があった時に限り理事3人の立ち会いのもとで映像を再生するなどのルールを定めた。商店街は「監視でなく防犯が目的。カメラの存在を広くオープンに知ってもらい、犯罪の抑止力にしたい」と話している。防犯カメラ設置に関しては、先日杉並区が法案を設定したり、大阪市や東京都などのように、商店街の防犯カメラ設置に補助金を出す自治体も増えるなど、関心が高まっている。 |
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