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大阪・付属池田小で保護者らに新校舎披露、防犯設備を強化

大阪教育大学付属池田小学校(大阪府池田市)で21日、改築された本校舎が披露され保護者や児童らを対象に現地説明会が開かれた。
01年6月の児童殺傷事件を踏まえ、非常ボタンを約330ヶ所に設置するなど防犯対策を強化した。事件後、約500メートル西の仮設校舎で学んできた児童らは4月から約2年10ヶ月ぶりに本校舎で授業を受ける。
説明会には被害者の遺族らも含め約900人が参加し、教師らが内部を案内した。犯行現場となった3階建ての南校舎は、会議室や多目的室などの特別教室棟に改築された。旧北校舎は取り壊わされ、新たに地上3階地下1階の普通教室棟を建設した。
ロビーには教師用の机を置いた「教官コーナー」を設け、休み時間も子どもたちに目配りできるようにした。また、一般道に面したフェンスには侵入を感知するセンサーを設けた。


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