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都モニタリング会議 8月3日には約2,598人と危機的状況に |
東京都のモニタリング会議で21日、専門家は感染拡大の速度が上がり続けていると指摘し、「増加比がさらに上昇すると2週間を待たずに第3波をはるかに超える危機的な感染状況になる」と述べ強い懸念を示した。
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会議のなかで、専門家は、都内の感染状況と医療提供体制をいずれも4段階のうち最も高い警戒レベルで維持した。新規陽性者の7日間平均は、20日時点で約1,170人でこの1週間で1.5倍になり、専門家は「感染拡大の速度が上がり続けている」と説明した。
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そして、現在の増加比が継続した場合、7日間平均は、今月27日には約1,743人、来月3日には約2,598人となり、第3波でのピークでこれまでで最も多い1月の約1,816人を大きく上回るとしている。
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専門家は「変異ウイルスへの置き換わりが進み、増加比がさらに上昇すると感染拡大が急速に進み、2週間を待たずに第3波をはるかに超える危機的な感染状況になる」と述べ、強い懸念を示した。
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一方、専門家は20日時点で、入院患者は2,388人と約1ヶ月で倍増したほか、重症の患者が60人と高い値で推移していると説明した。そして「新規陽性者が増加し続ければ、医療提供体制がひっ迫の危機に直面する。入院医療、宿泊および自宅療養の危機管理体制の準備が急務だ」と指摘した。
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