東京オリンピックの事前合宿で滞在していた大阪・泉佐野市のホテルからいなくなったウガンダの選手が20日、三重県内で見つかった。三重県警・四日市南署を自ら訪れたということで、警察は所在が分からなくなってからの詳しいいきさつについて話を聞いている。
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泉佐野市などによると、東京オリンピックウガンダ選手団のメンバーで、ウエイトリフティングのジュリアス・セチトレコ選手(20)は、今月16日滞在していたホテルに「生活の苦しい国には戻らず、日本で仕事をしたい」などと記したメモを書き残して所在がわからなくなっていた。
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行方を捜していたところ、20日、三重県四日市市内の警察署をみずから訪れた。選手は名古屋行きの新幹線の切符を購入し、その後、名古屋駅の監視カメラに写っていたということで、警察は所在が分からなくなってからの詳しいいきさつについて話を聞いている。
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泉佐野市によると、選手は合宿中にオリンピックに出場できないことが決まり、帰国する予定だったという。
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