茨城県警は、昨年7月からホームページ(HP)上で公開している市町村別犯罪マップを細分化し、大字(おおあざ)単位で犯罪件数が分かるように切り替えた。これほど詳細な犯罪マップは、全国でも例がないという。 |
犯罪マップは、各種犯罪の発生件数ごとに市町村を青色から赤色まで7段階に色分けしたもの。新しいマップは大字単位で表示することができ、より正確で詳しい情報を入手できる。 |
検索項目は(1)刑法犯総数、(2)住宅侵入窃盗(空き巣、忍び込みなど)、(3)住宅以外侵入窃盗(事務所荒らしなど)、(4)乗物盗(自動車、自転車盗など)、(5)車上荒らし、(6)自動販売機荒らしの6項目。また、市町村、大字ごとの犯罪統計表や各警察署長の犯罪分析も見ることができる。 |
同県警の大和田義彰・生活安全部長は「治安維持のためには警察だけでなく地域の力が必要。マップを活用し、地域で出来ることを考えてもらえれば」と話している。 |