大分県警は9日、2004年度の組織改編の概要を発表。26日より実施。 |
地域の防犯体制強化のため、長浜交番(大分中央署)と観光港交番(別府署)の2交番を廃止し、隣接地区の交番に統合、賀来駐在所(大分南署)など12駐在所も、各署や交番に統合。これにより、24時間態勢で勤務する警察官が22人増え、夜間の事件に対応することが可能になり、犯罪増加を防ごうというねらい。また、本部捜査2課内には、暴力団や外国人犯罪に対応する「組織犯罪対策室」を新設、空港警備派出所に専任所長を配置する。 |
自転車での巡回警備が効果/京都府 |
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京都府の向日町署が、昨年10月より開始した機動警ら隊員のパトロールをオートバイから自転車に切り替えた「銀輪隊」の地域巡回によって、ひったくり件数が減るなどの成果も表れている。 |
隊員が2、3人ずつ2班に分かれ、午前と午後の計5時間、学校や金融機関、駅周辺などを中心に管内を下校中の児童を見守ったり、公園やコンビニなどにたむろしている少年に声をかけたりして巡回。 |
「銀輪隊」を導入して5カ月で、昨年の5~9月に55件だったひったくりが、同10月から今年2月末は19件と大幅に減ったほか、自転車を盗もうとしていた少年を検挙するなどの成果もあげている。 |