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大分県日出、山香両町で防犯対策として、192基の街灯(40ワットの水銀灯)の取り付けが行われた。設置費用は行政に頼らない「純民間」の防犯策とし、設置費用300万円は日出町の精密機器メーカー「日本ソフト工業」の寄付で、1基当たり年間約3500円の電気代は街灯を取り付けた地区の住民が負担。 設置されたのは、日出、山香両町の町道や農道の電柱に61基と131基。今回の設置には、速見郡防犯協会が昨年12月に各自治会に呼びかけ、結果1カ月で両町の71自治会が申し込んだことから実現。 |
両町を管轄する日出署によると、昨年は両町で窃盗330件、殺人2件が発生、窃盗は02年(366件)より減ったが、殺人は1件増えた。国道10号沿いで外部から人が入りやすいことから治安への不安が強く、街灯設置の要望は多かったが、予算の制約で各年間10~20基が限界だった。 |
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