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昨年12月のホテル療養中死亡検証で中間報告 神奈川県

神奈川県で昨年12月、新型コロナウイルスに感染した男性が療養先のホテルで死亡した問題について県の対応を検証する委員会は9日、当時、患者対応の統一的なルールやマニュアルがなかったことなどが原因だとする中間報告を公表した。
神奈川県では昨年12月、軽症と診断されて県が用意したホテルで療養していた50代の男性が死亡し、弁護士などをメンバーとする委員会が当時の県の対応について検証を進めている。
9日、公表された中間報告では、死亡した男性の血液中の酸素の値が低くなっていたのに医師の診察が行われなかったことなどについて、どういう場合に医師の判断を求めるのかなどについて統一的なルールやマニュアルが定められていなかったことや、血液中の酸素の値が低くても患者が息苦しさを訴えないことがあるという新型コロナウイルスの特徴が十分に周知されていなかったことが原因だと指摘している。
委員会は、今後、再発防止策を話し合い、年度内に最終報告をまとめることにしている。
神奈川県健康医療局の前田光哉局長は「当時は準備期間が短かく、十分な対応ではなかった。すでに再発防止の取り組みを進めているが、指摘された点を踏まえてさらに改善していきたい」と話した。


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