茨城県は18日、新型コロナウイルスの感染が急拡大し病床の確保が追いつかなくなる恐れがあるとして独自の緊急事態宣言を出した。
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18日出された茨城県の独自の緊急事態宣言は、期間は政府の緊急事態宣言と同じ来月7日までの予定で、県はこの間、特別措置法に基づいて県内全域での不要不急の外出自粛や、すべての飲食店を対象に午後8時から午前5時までの営業の自粛を要請する。
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県は、すべての日で営業時間の短縮に協力した店には1店舗当たり84万円の協力金を支給するとしている。
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さらに県は、政府の緊急事態宣言が出されている11の都府県との不要不急の往来の自粛のほか、学校の部活動の大会や練習試合、それに合宿の中止も要請している。
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このほか、水族館や博物館といった一般の人が利用する県の施設は、県立図書館を除いてすべて休館としている。
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県は今後も感染拡大が止まらず、病床の稼働率がさらに悪化した場合には、政府に緊急事態宣言の発出の要請を検討せざるを得なくなるとしていて、感染対策への協力を呼びかけている。
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