| ひったくり全国ワースト1の大阪府警が昨年4月より「ひったくり抑止パイロット地区」に指定した府内10か所（南署・長堀交番や吹田署・江坂交番、堺東署・初芝駅前交番など）で、昨年1年間の10地区全体での発生状況は前年より27％減り、府内全体の減少率（15％）を上回っるという成果が現れた。地域ボランティアの夜間パトロールなどが功を奏したとみられ、府警は「この効果をもっと広げたい」と新年度から、パイロット地区をさらに5か所増やす。 |
| 取り組みとしては、住民がによる自転車のひったくり防止ネットを配ったり、自治会などが街頭キャンペーンの実施、警察は重点的にパトロールを実施したほか、自治体などはセンサーで通行人を感知して「ひったくり注意」と呼びかける「しゃべる看板」を設置し、街路灯を増やした。 |
| この結果、9地区でひったくりが減少。10地区全体では計452件で、前年より170件の減。最も効果が高かった枚方署・菅原交番地区では、前年の42件が15件と、64％の大幅減となった。 |
