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旭硝子は、住宅向けとして防犯性能を持つ「合わせガラス」の生産を増強する。今後3年間で、防犯性能などを持つ合わせガラスが新築住宅やリフォーム市場をけん引し需要が2倍以上に増加すると判断し設備増強に踏み切ったもの。 |
建築用板ガラスを製造する鹿島工場(茨城県神栖町)に、従来よりも材料コストを5割削減でき、生産効率が向上する1枚当たり3,800ミリメートル×2,500ミリメートルの大板サイズ専用製造設備を追加導入する。稼働開始は04年12月中。新ラインの生産能力は1年当たり60万平方メートル。これにより同社の合わせガラス供給能力は2倍の同120万平方メートルに増加する。投資総額は15億円。 |
03年の国内合わせガラス市場規模(同社推定)は115万平方メートル。旭硝子のシェアは約4割。 |
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