9日、北海道で新たに新型コロナウイルス感染で16人の死亡が確認された。6日の15人を上回り、最多となる。新たな感染は197人に上っている。このうち札幌は7人死亡95人感染、旭川は7人死亡26人感染した。こうした中、札幌市での外出自粛呼びかけ、飲食店などへの休業、時短要請などの対策は25日まで延長される見通し。
|
9日に確認された感染は、札幌市で95人、旭川市で26人、函館市で7人、小樽市で2人、北海道発表分で67人である。
|
自衛隊の看護師が派遣された旭川市では、2つのチームが197人が感染の「慶友会吉田病院」と60人が感染の障害者支援施設「北海道療育園」で本格的な医療支援に入ったところ。た。それぞれ看護師1人と准看護師4人に後方支援の要員が加わり、医師の補助、患者の検温、血圧測定などにあたった。
|
札幌では、新たなクラスターが2つ発生した。有料老人ホームで入居者8人、職員6人の合計14人。病院で入院患者11人、職員6人の合計17人の感染がそれぞれ確認されている。また、大きなクラスターになっている手稲区の札幌田中病院では、新たに5人が感染し総計は215人に拡大した。
|
こうした中、北海道は今月11日までとなっている札幌市での対策を今月25日まで、さらに2週間延長する方針である。不要不急の外出自粛、市外との往来自粛を求める。また、札幌市内全域の接待を伴う飲食店への休業要請、繁華街ススキノの飲食店などに対する営業時間とアルコール類提供の時短要請についても継続する方向で、追加の支援金について札幌市と調整を続けている。一方、旭川市に札幌市と同じような要請をするかどうかも検討中だが慎重論もあり、調整が続いている。さらに北海道は、年明けの1月15日までを“新たな対策期間”として設定する方針である。年末年始の挨拶回りをやめ自宅であっても5人以上、2時間を超える飲食もやめるなど感染対策の徹底を求める。
|