新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受けて、北海道は17日午後に開いた対策本部会議で、道民に対して感染のリスクを避ける対策がとれない場合、▽札幌市内で不要不急の外出を控えることや▽札幌市と道内のほかの地域との行き来を控えるよう要請することを決めた。
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道内では札幌市での感染確認が連日100人を超えて高止まりになっているほか、札幌市以外の地域でもクラスター(感染者の集団)が相次いで発生するなど感染拡大に歯止めがかからない状況が続いている。
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このため道は17日午後2時から対策本部会議を開き、特別措置法に基づいて道民に対して感染のリスクを避ける対策がとれない場合、▽札幌市内で不要不急の外出を控えることや▽札幌市と道内のほかの地域との行き来を控えるよう要請することを決めた。期間は道が集中的な対策期間としている今月27日までとしている。
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会議で鈴木知事は「1人1人の行動、そして道民の理解と協力が重要だ。今月中になんとしても感染拡大を食い止めていくため最大限の危機感を持ち、総力を挙げて感染拡大の防止に取り組んでほしい」と述べた。
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