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問題見抜けなかったのか警察庁が調査を指示

女児を連れ去った未成年者略取容疑で福岡県警巡査の富田啓之容疑者(24)が佐賀県警に逮捕されたのを受け警察庁は23日までに、富田容疑者の問題点を見抜けなかった原因を調査するよう福岡県警に指示した。警察庁は結果を踏まえ、採用や教育方法の見直しを検討する方針である。
警察官の不祥事が相次いだため警察庁は01年度から、警察学校で職業倫理教育の時間を増やしたり、監察態勢を強化したりして警察官の資質を高める対策を取ってきた。
一方で02年度から5年間で地方警察官を2万人増やす計画を推進している。「大量採用で質の低下を招かないか」と懸念する声も出るなか、福岡県警は02年度の新規採用者を320人増員、富田容疑者は02年10月に採用されていた。
富田容疑者は採用後、警察学校で教育を受けて昨年7月、初任地として大牟田署の交番に配属された。
なお、福岡県警は23日、佐賀県鳥栖市で下校途中の小学生の女児を車で連れ去ったとして福岡県警大牟田署地域課巡査が逮捕されたことを受け、緊急の職務倫理委員会を開き、採用試験での適正な人物判定、警察学校や職場での職務倫理教養の充実などを確認した。


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