東京高等検察庁の黒川弘務検事長(63)が緊急事態宣言が出されている中で賭けマージャンをしていた問題で森法務大臣は、黒川検事長の辞表を21日夕刻、受理したことを明らかにした。黒川氏の辞任は、22日の閣議で正式に認められる予定。
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森大臣は記者団に対し、「黒川検事長は、東京高等検察庁の検事長という立場にありながら、緊急事態宣言下の今月1日と13日の2回にわたり、報道機関関係者3名とマンションの1室で会合し、金銭を賭けたマージャンを行っていたことがわかった」と法務省の調査結果を安倍総理大臣に報告したことを明らかにした。
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そのうえで、「この行為は誠に不適切と言うほかなく、極めて遺憾で、黒川検事長を、訓告の処分とした。先ほど黒川検事長から辞表が提出されたので、あすの閣議で承認をいただく予定だ」と述べた。
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そして、森大臣は報告に対し、安倍総理大臣が「了解した」と述べたと明らかにした。
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