東京都内の70代のタクシー運転手の日本人男性が、新型肺炎に感染していることが新たに確認された。
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男性は「中国人とみられる客を乗せたことがある」と話しているという。厚労省が感染経路を調べている。
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国内で感染が確認されたのはクルーズ船の218人、検疫官1人、チャーター機の12人、それ以外の観光客などが17人の計248人となった。
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東京都内のタクシー運転手の男性が、新型肺炎に感染していることが確認されたことについて、感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「タクシーなど密室の空間では一般の人たちと比べ、感染するリスクがある」と指摘した。
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そのうえで男性が「中国人とみられる客を乗せたことがある」と話していることについて、「武漢以外の中国人から感染した可能性もあり、国内で初めて、はっきりした感染経路をたどることが難しいケースになるかもしれない。その場合、今後、患者が一気に増える可能性があるので、医療機関の受入体制が整うまで、中国からの入国制限をさらに強化するなどの対策をとる必要がある」と話していた。
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和歌山県によると、県内に住み病院に勤務する50代の外科の医師の日本人男性が新型肺炎に感染していることが確認された。肺炎の症状が表れ入院している。県によると、この男性が中国・武漢への渡航歴があるかや武漢に関係ある人と接触があったかなどは確認できていないということです。新型肺炎への感染が確認されたのは和歌山県では初めて。
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