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ことしの警察白書、緊急事態対策を特集　大規模災害やテロ 警察庁は29日、大規模災害やテロといった緊急事態への対策を特集した2019年版警察白書を公表した。18年は西日本豪雨や北海道で最大震度7を観測した地震などが発生。一方、今秋以降、天皇陛下の即位に関する儀式や20年東京五輪・パラリンピックなどの大規模行事が控えている。 警察庁は今後もさまざまな事態に対処するため態勢を拡充する考え。近年、長期間の対応が必要となる災害が続発しているほか、欧米でテロ事件も相次いでいることから、現状を「従来より複雑かつ困難な警備を要する状況」と分析した。