パナソニックは28日、ノートパソコン(PC)「レッツノート」のカメラで顔を撮影し、ストレスを推定できる法人向けサービス「きもちスキャン」を7月に始めると発表した。働き方改革支援の一環で、営業職や在宅勤務者ら社外で働く人の利用を想定。心身の状態をみて、働き方を見直してもらえるようにする。
|
顔の画像から自律神経の活動量を推定。活動量が低ければストレスがたまった状態という。約2分の測定を終えると「健康な状態」「休養を取った方がいい」「専門医の診断を勧める」などのメッセージが表示される。疲労科学研究所(大阪市)と共同開発した。
|
測定画面から「疲労がたまっており、午後半休にしたい」などのメールを上司や人事部などに送信できるほか、管理職が部員全員のストレス状態を分布図で確認することも可能。
|
PCの使用状況を可視化する働き方改革支援サービス「しごとコンパス」のオプションと位置付け、神戸工場(神戸市西区)で製造するレッツノートのSV、LVシリーズのみ利用できる。市場想定価格は1人当たりの月額(税別)で、「しごとコンパス」が1,500円、「きもちスキャン」が1,000円。
|