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富山県砺波市の小学校が各教室に防犯ブザーを設置

富山県砺波市鷹栖、出町両小は近く、学校へ侵入した不審者から児童を守るため、各教室に防犯ブザーを設置することになった。同市内では庄東小が防犯ベルをすでに設置し、庄南小でも今月から全教員が授業中に携帯用の防犯ブザーを持つようにしている。学校への侵入事件が全国的に後を絶たない実態を受け、地域ぐるみで危機管理体制の強化を図る。
鷹栖小では、児童の安全確保対策について見直しを進め、施設面の対策の1つとして8教室に防犯ブザーの設置を決め注文した。出町小も12教室に防犯ブザーを設ける。庄東小は昨年5月、11教室に防犯ベルを設置し、庄南小は今年2月から全教員13人が防犯ブザーを携帯している。
いずれもボタンを押すと「ピー」という大きな音を発して廊下や隣の教室に鳴り響き、緊急事態を知らせる。ブザーの音で児童が一斉に避難し、不審者がひるむ効果も狙う。一個600円から1,600円でPTAなどが購入した。
砺波市教委も各教室のインターホンを利用し、校内放送として緊急事態を知らせるシステムを年次計画で進めており、これまでに小学校7校のうち3校、中学校3校のうち2校で整備した。
同市内では民間アパートの建設が急速に進み、昨年春に発生したビデオレンタル店強盗の犯人は市内のアパートに住む県外出身者だった。市内の住民構成の変容も各校で対策を急ぐ要因となっている。登下校時の安全対策として、全小学校で昨年末までに児童に防犯ブザーを携帯させた。


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