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「危機管理官」設置後初、名古屋港でテロ対策訓練

国際クルーズフェリーの爆破情報があったとの想定で名古屋海上保安部や愛知県警、名古屋入国管理局などが12日、名古屋港に停泊したフェリー「いしかり」を使って合同のテロ対策訓練を行った。合同訓練は、政府が主要港にテロ対策のための港湾危機管理官を設置後、全国で初めて。
訓練では、海上保安庁の潜水士が船体外部の不審物を海中で捜すとともに防弾チョッキを着用して強化プラスチックの盾を持った特別警備隊員らが船内を捜索。ロッカーに隠れていた不審者を見つけると、拳銃を突きつけて5人がかりで制圧し逮捕するなど緊迫感があふれるものだった。
また入国管理局と名古屋税関が爆発物を持った下船者を発見、県警機動隊の爆発物処理班が処理した。
危機管理官の松浦和行同保安部長は「名古屋港で絶対にテロを起こさせないとの気概を持って一層連携を深めていく必要がある」と話した。


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