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バーレーンのマナマで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は30日、約250年続いたキリスト教禁制と独自の信仰の歴史を示す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)を世界文化遺産に登録することを決めた。
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日本国内の世界遺産は昨年の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」8福岡県)に続き22件目。文化遺産が18件、自然遺産が4件となる。
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潜伏キリシタン遺産は、現存する国内最古のキリスト教会の国宝「大浦天主堂」(長崎市)や、禁教期に形成された集落など12の資産で構成。神社の氏子を装ったり、離島に開拓移住したりなど多様な潜伏のしかたを表している。
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