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原子力規制庁の職員が文書紛失 架空文書で嘘の報告

原子力規制庁は10日、決裁のための文書を紛失したのに架空の文書をつくって手続きが完了したと嘘の報告をしていたとして20代の男性職員を減給の懲戒処分にしたと発表した。
原子力規制庁によると、昨年5月、20代の男性職員が福島第1原発周辺の土壌調査などを行う福岡市にある「九州環境管理協会」からの申請を受けて作成された文書を紛失したのに上司には決裁が完了し「許可を出した」と嘘の報告をしていたという。
職員は紛失の発覚を防ぐためパソコンで架空の許可書をつくっていたということで、この協会から手続きの進捗状況についての問い合わせを受けたことで、職員の嘘の報告が発覚したという。
このため原子力規制委員会は協会に謝罪したうえで、10日付けで男性職員を減給3ヶ月の懲戒処分に、安井正也長官を口頭注意などとし今後、文書のチェック体制などを見直すことにしている。


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