|
|
南スーダン国連平和維持活動(PKO)への派遣部隊の日報を陸上自衛隊が「廃棄した」とした後も保管していた問題で政府は27日、防衛省内の混乱を招いたとして事務方トップの黒江哲郎事務次官(59)を更迭する方針を固めた。一方、陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長(58)は辞任する意向を固めたことが27日わかった。事実上の引責辞任となる。
|
防衛省は28日に一連の問題を巡る特別防衛監察の結果を公表し、黒江氏と岡部氏を含む関係者の処分を合わせて発表する。稲田防衛相は27日朝、岡部氏の辞任について報道陣に「まだ何も決まっていない」と話した。黒江氏は8月の防衛省人事で交代させ事実上更迭する見通し。
|
|