Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

三重県住民パトロール犯罪違反と指摘?

三重県四日市市内の住宅団地「悠彩の里」(約350世帯)の住民で結成される「別山安全なまちづくり推進委員会」が、昨年4月から駐在所の警察官と一緒に車両の上に青色回転灯をつけて自主防犯パトロールしていたが、四日市南署から「道路運送車両法に違反する」と指摘を受けた。個人負担によって、青色回転灯を20基購入し、昼間は主婦、夜は男性が巡回するパトロールによって、月十数件あった空き巣被害はほとんどの月が0件に減少しているという。
青色回転灯違反の指摘内容は、道路運送車両法の「自動車には側方灯、方向指示器、非常点滅表示灯などを除き、点滅する灯火を備えてはならない」などという規定に抵触するという。車両に余計な灯火があると、通行に支障を来す恐れがあるというのが理由で、暴走族の取り締まりなどで適用することがあるとし、国土交通省中部運輸局は「明らかに法律に違反している」(自動車技術安全部)との見解。都道府県の公安委員会が認めた緊急車両を除き、認められないという。
住民は同署からアドバイスを受け、防犯活動に取り組み、違法駐車を通報するなど捜査にも協力していたが、、先月、テレビで活動を紹介されたのをきっかけに、他の自治体から問い合わせがあり、県警は内部調査し、「例がない」として断念。
伊藤代表は早急に青色回転灯を使うのをやめるよう求められたが、「こうした活動を各地に広げていくべきで、警察も一緒に法律改正を国に訴えてほしい」と譲らず、青色回転灯をつけての活動を継続しているという。


footer