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書店でしょうゆ販売 辞書風ラベルで減塩PR

6月24日の河北新報(本社・仙台市、宮城県民紙)が、『辞書風ラベルで書籍と並べて売り出された「いわて健民」 』と題して、次のようなユニークな記事を配信している。辞書風ラベルで書籍と並べて売り出された「いわて健民」
盛岡市の「さわや書店」と「浅沼醤油店」がタッグを組んで23日、本屋の店頭で減塩しょうゆの販売を始めた。瓶詰めの「減塩新書いわて健民」は、腰帯まで付いて一見辞書のようなデザイン。健康本と並べて売り出し、脳卒中死亡率が全国ワーストの岩手県民に減塩生活を呼び掛ける。
容器は新書とほぼ同じ高さで、ラベルには辞書風の字体を採用。「食塩摂取を減らせる決定版」と書かれた帯を巻き、瓶の裏にはラベル印刷日や製造元を書籍の奥付風に記した。
「しょうゆを売るのはもちろん初めて」と言うさわや書店外商部長の栗沢順一さん(44)は「本と一緒に並べて、健康な生活を送れるよう提案したい」と話す。
「いわて健民」は、県味噌醤油工業協同組合に加盟する醸造5社が昨年12月に共同開発した。うま味や風味を落とさずに食塩を25%減らし、塩分の体外排出を促すカリウムを加えた。
凝ったデザインは岩手大の田中隆充教授(デザイン学)と学生たちが担当。「減塩」という生真面目なイメージを逆手に取って考案した。
浅沼醤油店社長の浅沼宏一さん(41)は「異業種の本屋としょうゆ店が、連携して地域の課題解決に取り組めた。学生の自由な発想で作ったラベルをアピールし、県民に商品を普及させたい」と話した。
1本200ミリリットルで350円(税込み)。県内のさわや書店10店舗で販売している。連絡先は浅沼醤油店019(696)2033。


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