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森友学園籠池氏「夫人から100万円寄付」-参院予算委で証人喚問

参院予算委員会は23日午前10時から、学校法人「森友学園」(大阪市)に国有地が格安で払い下げられた問題をめぐり同学園の理事長退任を表明した籠池泰典氏の証人喚問を行った。
籠池氏は安倍晋三首相夫人の昭恵氏から100万円の寄付を受け取ったと主張。政治家の関与が焦点となっている小学校建設のための国有地取得に関しては、「政治的関与はあったと認識している」と述べた。
籠池氏は、2015(平成27)年9月5日、昭恵氏が大阪市にある同学園運営の幼稚園に講演のため訪れた際、2人きりの状態で「『安倍晋三からです』と封筒に入った100万円を下さった」と述べた。小学校開設に際し、「安倍首相には直接お願いしたことはない。昭恵夫人を通じていろいろなことを相談したことはある」と説明。問題発覚後、昭恵氏から「口止めとも取れるメールが届いた」とも指摘した。
証人喚問は2時間15分。山本一太委員長の総括尋問に続き、自民党の西田昌司氏、民進党の福山哲郎氏ら7会派の代表が質問に立つ。
森友学園は昨年6月、大阪府豊中市の国有地(8770平方メートル)を小学校建設用地として購入。売却額は、鑑定価格9億5,600万円から地中ごみ撤去費用として8億円余りを差し引いた1億3,400万円だった。
籠池氏は16日、参院予算委の調査団に「首相から夫人を通じ、100万円の寄付を受けた」と説明。首相側は全面的に否定し、両者の主張は食い違いを見せている。
小学校認可をめぐる経緯や、同学園が建設費の異なる3通りの契約書を国や大阪府などに提出した問題も焦点となっている。 


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